はじめに
今回は久々に六武衆を使ってきました。普段使わない荒行型ということもあり、レシピは普段から荒行型を使って結果を出しているなみ(わべ)さん(@nami_English2)と、韓国のカビゴンさん(@pokmon1231)のお二人の構築をパクりベースに、少しだけアレンジを加えたものになります。
ちなみに結果は寒波亭1-5。福々1-3なのでこの記事に書いてあることは反面教師で聞いてください。
参考レシピ
使用したもの。
— なみ(わべ) (@nami_English2) April 8, 2024
背水で覚えてるだけでも4本は取った。
メインのハリケーンは必須だと思いました。先行でも強い pic.twitter.com/mg7dJL4qHI
なみさん:第18回寒波亭予選5-0
한파정 3대3
— 잠만보ㅡㅡ/kabigon (@pokmon1231) January 6, 2024
참가팀 34팀
1라 선 정크도플 OO 팀 승
2라 후 히어로 XOX 팀 승
3라 후 라기아 XOX 팀 승
4라 후 자동기계 XOX 팀 패
5라 후 자동기계 XOO 팀 승
8강 선 암흑계 OXO 팀 승
4강 후 TG가제트 OXX 팀 패
팀원들 고맙고 너무 즐거웠습니다@kanpatei1103 ありがとう pic.twitter.com/CPT3SCBaVG
カビゴンさん:第16回寒波亭ベスト4
採用カード
六武衆の露払い⇆真六武衆ミズホ
六武衆モンスターが若干足りないと感じ、荒行に対応した組み合わせを一つ増やして、動き出しの初速を意識しました。
しかしながら、露払いはまだしも、ミズホが単体ではなんとも言えない性能です。どちらも炎属性なので、御前試合を露払いorミズホ+荒行で割れるメリットはあるのですが、サイチェンでほぼ毎回抜いていたので活かせませんでした。
六尺瓊勾玉
横並びの展開になりやすい荒行型において、ブラックローズ/ブラホ/激流葬/聖バリの全体破壊を止められるこのカードは相性が良いと思います。
持論として、六武衆の枠的に六尺瓊勾玉or七つ道具はどちらか1枚の採用が限界だと思っているのですが、今回はデッキ性質に合わせて六尺瓊勾玉に軍配が上がりました。
これまでの記事でもそうですが、六尺瓊勾玉or七つ道具の比較は、コロコロ評価を変えています(伏線)。
究極・背水の陣
六武衆モンスターの種類を増やしやすい荒行型ならではと思います。試してないけどワンチャン2積みもありなのかもしれない…。それくらいのパワーを感じました。
虚無空間(サイド)
これはカビゴンさんがサイドに積んでいるのを見てパクりました。採用理由を自分なりに考えたのですが、展開札に寄せている分防御の薄い荒行型において、手数で押し込まれやすいカラクリ/ジャンド/天使(六武衆が苦手と感じるモンスター主体のデッキ)相手に第二の弾圧として使うのかなと思いました。ジャンド/天使においてはゴーズを止められる点も評価出来ます。
デメリット部分は当然意識しなければならず、他の防御札がなくなってから最後に伏せるくらいのことはします。
寒波亭→福々への変更点
ミズホ→トゥルースリィンフォース
ミズホが想像以上に弱かったため、汎用性の高い初動札に変更。しかしながら、速攻を目指す荒行型と、1ターン待つトゥルースの相性は悪くないか?とは思います。
六尺瓊勾玉→盗賊の七つ道具
寒波亭において、トラップスタンと強制脱出装置を止められなかったせいで負けた試合(七つ道具なら勝ってた可能性高め)があったためチェンジ。六尺瓊勾玉のお陰で拾った試合はありませんでした…
ヒュペ/ブラロは召喚無効に、ブラホは割り切りの方針に変えました。
奈落の落とし穴→昇天の黒角笛
個人的に今一番意識すべきはカラクリとガジェだと思っていて、その2種相手に奈落は足を引っ張るのではないかと思いチェンジ。
デッキの丸さより、苦手且つシェアの多いデッキへ対策を寄せました。
サイドラ/ライオウ→魔導戦士ブレイカー×2
主にガジェを意識した2枠ですが、サイドラ/ライオウだと相手の顔が歪まないことに気付きチェンジ。意外とこの2種は罠を踏んでくれないので、確実に罠を1枚持っていくブレイカーの方が後手の時に動きやすいです。ちなみにパペットプラントは割り切りです(気持ち群雄割拠でケアをしてるつもりですが)。
荒行型と非荒行型の違い
今まで使っていた非荒行型は、ヤイチを中心にアドを取っていき、中程度の速度で堅実に戦っていくプレイをしていました。一方荒行型は、いかにライフ8000を削り切るかに重きを置いて、速度のためならアドバンテージや多少のリスクを捨ててライフを詰めていく必要性を感じました。今回悲惨な結果になったのは、この戦法の違いに自分のプレイが対応できなかったことが要因と考えています。
荒行採用かそうで無いかによって、全く別タイプのデッキと捉えた方が良さそうだなと個人的には思いました。HEROは詳しく無いですが、ヒロビとアライブくらいの差があるんじゃないかとも思います。
隙自語:敗因の追求と今後のデッキ選択
荒行型は、やることが明確(ライフを8000削る、ただそれだけ)である反面、どこかでリスクを背負って勝負に出なければならず、「自分から罠を踏んで負けない」プレイを意識しすぎると勝ちきれない、そんな印象を受けました。このリスク計算(=「⚪︎⚪︎があったら負け、だけど無ければ勝ち」の割り切り)が自分は上手くできず、罠や裏目にヒヨって安定行動を取り続け、荒行型のメリットである速度を殺してしまったなと感じています。
このリスク計算が出来ないのであれば、本当に何も考えずに突っ込んで、噛み合った時だけ勝ちに行くというのも一つの手かもしれません。ただ荒行型で安定して結果を出している人がいるのは、そこのリスク管理がしっかりしてるからこそであり、「六武衆を使って勝ちたい」と思うなら身につけなければならないスキルだと考えます。
少し前までTG(宝玉獣)やガジェを使っていたこともあり、六武衆で堅実に戦うと、ガジェの劣化になると感じました。六武衆で勝ちたいならガジェには出せない速度を活かすべきで、そうなると荒行型は理にかなっているとは思うのですが、ただ荒行型のリスクを背負う戦い方に馴染めない、今の自分はそんなジレンマを抱えています。
今後の選択肢としては、
- プレイスタイル(堅実な戦い方)は変えずに、勝ちを追求してガジェットを徹底練習する。
- 使用デッキは六武衆のまま変えずに、リスク管理が出来る肌感を身につけて、プレイスタイルをアップデートする。
- プレイスタイルも使用デッキも変えずに、ガジェの劣化のような構築で負け続ける。
この3択になるのかなと思います。もう少し3で勝つ構築を探って抗いたいと思っていますが、いずれは1 or 2の「プレイング or デッキ選択」どちらかを選ぶ日が来そうです…