oo-arashi’s blog

遊戯王1103環境について語ってます

【1103】第12/13回寒波亭レポート【六武衆】

 

はじめに

一つ前の記事ではカードの採用意図を書きましたが、今回は実際の対戦の振り返りを書いていこうと思います。意外とこの形式で書くのは初めてで、全部は書き切れないので、各試合で重要なポイントをピックアップしていきます。

自分のdieジェスト集みたいになっているのでお恥ずかしい限りですが、同じミスをしないよう戒めるためにも記録に残しておきます。

レシピは前回の記事をご確認ください。

https://oo-arashi.hatenablog.com/entry/2023/08/06/190930

 

第12回

予選1回戦:vs暗黒界⚪︎×⚪︎

(1本目)相手の先攻、強謙発動でスカーをサーチ、モンスターを出さずに罠を2-3枚伏せてエンドしたので、この時点であのカードが伏せてあるなという読みは出来ていました。自分のターン、七つ道具/活人剣術+@?を伏せてターンエンド。続く相手ターンもドローゴー。

次が問題のターンで、ヤイチ師範に対して案の定激流葬が発動され、自分は七つ道具をプレイ。続くヤイチ発動にスキドレを当てられ大破産しました。結果論ここは激流葬を貰えばよかったシーンですが、暗黒界相手で激流葬以上に七つ道具を発動したいカードはない/暗黒界なら墓穴的なカードをヤイチで破壊出来るだろうという判断でした。

ここでマズイと思うのは、スキドレ/魔デッキといったカードが頭の片隅にも無かった点で、「メインデッキでの採用率は低いから発動されない→だから七つ道具をここで使う」という思考であれば良いのですが、頭から完全に抜けた上でプレイしていたのは大きな反省点です。そもそも師範がいたので激流葬は貰っていいシーンですね。

 

予選2回戦:vsラギア××

(1本目)自分のライフが7000くらいの時に、ラビット召喚に宣告を撃ち、その後のターンで死者蘇生から一番重いラギアを出されてしまいました。

ラギア視点で考えれば、伏せ1に対しセイバーザウルスが攻撃反応を貰って、ラギアが出なくなる裏目を考えると、素直にラギア召喚まで行ってから殴りにくるシーンだったと思います。

7000-3800=4200÷2=2100と、大きくライフが減ることを嫌ってラビットに宣告を当ててしまいましたが、ここは相手を信用したプレイをするべき所でした。先程の暗黒界と同じで、蘇生の裏目と採用率が頭から抜けた上でのプレイでもありました。

ちなみに、この試合はメインから入れたマクロコスモスが腐って負けていますが、何かで血迷ってマクロコスモスを開いていれば、蘇生を回避出来ていたりもします。六武衆vsラギアは先攻を取りさえすれば、マクロ一枚分腐っても勝てるとの考えでしたが、この試合で考えを改める必要がありました。

 

予選3回戦:vs魔轟神××

(2本目)前2戦でも集中力の欠如が見て取れますが、この試合では魔轟神獣ユニコール召喚に警告を発動しないとんでもプレミをしてしまいます。

警告温存のプレイとかではなく、手札枚数が同じなら、ユニコールはカウンター罠すら止めるとの知識があった故のプレミ(=今は手札枚数が一緒だからこの警告も止められると思ってしまった)ですが、前2つのプレミと違って擁護できる要素0のプレミです。集中して下さい。

 

予選4回戦:vs装備植物(?)⚪︎×⚪︎

(1本目)メインマクロがガン刺さりしました。おろ埋にチェーンという、一番美味しいマクロを発動し、相手はゴーズをデッキから除外。ゴーズケアが必要無くなってラッキーと思っていましたが、ここは後々伏線になります。試合はキラトマとか植物が腐りまくって勝ち。

ジャンド系相手に勝つには、永続罠が必要であるとこの試合で確信しました。だからこそ、六武衆に弾圧を入れている人が多いんだなとも。

(2本目)バルブのランダム墓地肥やしを嫌って、出てきそうってタイミングの効果発動前にDDクロウで除外。その後リヴァイエールに回収されて、無事効果を発動されてしまいました。バルブチェーンクロウでよかったですね。まあこのプレミは勉強になったプレミだからよし。

(3本目)ETに入ってトリシューラ召喚、場のゴーズと手札のDDRを除外(確か)して勝ち。だったのですが、ここでDDRを抜いてなかったら負けてた事を試合後に教えてもらいました。

ここはプレミとかではないですが、一本目のおろまいゴーズの時点で、DDRを察するまでは難しくとも、違和感を感じる程度は出来なきゃ駄目だったかなと思います。おろまいゴーズした時は相手のプレミか?とか考えちゃってました。

 

予選5回戦:vsHEROビート×⚪︎⚪︎

予選落ちが確定して逆に落ち着いたのか、大きなプレミはなかった試合だったと思います。こちらが出した女戦士はエアーマンに殴られてアナザーネオスを飛ばせず。相手が出したサイファスカウターはリバイスドラゴンで倒したりと、特定の相手に殴ってもらう裏守備は弱いな〜と思ったことは覚えてます。

 

第13回

予選1回戦:vsジャンド⚪︎⚪︎

(2本目)結果から言えばマクロコスモスガン刺さりで勝ち。マクロを開いたタイミングが、

  • ロンファ召喚→スルー
  • ダンディSS→スルー
  • リミリバ対象ロンファ→処理後マクロ
  • (この後確かロンファ→チューナー)

リミリバまで待ちましたが、これで正解だったと思うし、ここまで待ってから開けるマクロコスモス強いなって思いました。

ひたすら師範ビートで戦闘破壊によるアドを取り続けてましたが、途中ターニングポイントがあって、最初から残ってたリミリバを相手自身がサイクロンし、ゴーズが召喚されました。マクロを開いてからかなり時間が経っていたので、ドローしていた露払いとキザンでこれは難なく処理。このシーンに、マクロコスモスの偉い所、王宮の弾圧の悪い所が詰まっていると考えます。

  • リミットリバースを残し続けた

リミリバチェーン弾圧ではリミリバを破壊してしまうため、サイクロンをこちらの魔法罠に発動できてしまいます。

相手がサイクロンをマクロに発動しなかったのは、ゴーズによる勝ち筋が太いのは勿論ですが、隣にもう一枚のマクロがある裏目や、こちらの結束活人を腐らせ続ける意図があったと思います。

リミットリバースで出したロンファを発動したのにも理由があるのですが、流石にこれ以上相手の方のプレイについて言うのはやめておきます。

 

  • トークンを含むゴーズの処理をこなせた

弾圧下だと露払いでゴーズしか処理できず、トークン守備で詰まされてたと思います。

 

予選2回戦:vsジャンド×⚪︎×

結果は負けですが、清々しい負けだったのを覚えています。何かしらのプレミをしての負けや、採用カードが弱かったとかも無しで負けたのは初だった気がします。

(1本目)お互いリソースを使い果たし、相手の場にモンスター1〜2手札1、こちら手札ブラホキザンみたいな状況で、相手の手札がソーサラーならさっきのターン出てきてトドメを刺されてるから、キザンで押し切れると思ったら出てきたのはサイバードラゴン。強し!

(2本目)確かサイドラに罠を使わされて、ここでも強いな〜って思ったのが印象に残ってます。よく覚えてないのですが、めちゃくちゃ丁寧にパペプラと大災害のケアをして勝ちました(結局とんで来なかったですが)。

対戦相手は、以前8-0優勝したshootさんだったのですが、すみおさんのTwitterXから仕入れた有益情報を試合後に教えてしまう致命的なプレミをしました。六武衆が不利になる情報なので、shootさんはここの記憶を消して下さい!

 

予選3回戦:vsアライブ剣闘⚪︎×⚪︎

半年ぶりくらいの剣闘との対戦。採用カードが少し特殊で、罠読みが難しかったのを覚えています。正直勝因はアライブを一回も発動されなかったことに尽きます。

(2本目?)プレミというより知識不足ですが、場ムルミロ+スレタイから、ムルミロ帰還ホープ破壊で泡吹きました。同名もいけたんですね…。まあどの道ホープ出すしかない場面だったので耐え。

 

予選4回戦:vs純代行×⚪︎×

(2本目)1本目のデュエルでは天空の宝札しか見えてなかったけど、クリスティアの採用が読めたためサイチェンで次元幽閉をin。幽閉は確かヴィーナス辺りに発動しましたが、これを見せたお陰か、クリスティアは降臨するも殴らず。場が硬直してる間に露払いで処理出来ました。

めちゃくちゃ上手い読みとかではないけど、こういう部分でしっかり勝ちを拾ったのは、我ながら成長を感じます。

(3本目)成長を感じた直後にまた酷いプレミをします。効果使用後のブレイカーの横にガンテツがいる事を失念し、カゲキで処理できず(攻撃前に気付きました(必死の擁護))返しのアース召喚からガイアナイトでEasy loseしました。ブレイカーの攻撃力は1600or1900という刷り込み故のミスです。

相手のメインデッキに入っている罠や、その後のサイチェン、3本目(相手が)ダストシュートした後のプレイングなど、かなり翻弄されたのを覚えていますが、それをバラしてしまうのは違う気がするので割愛します。自分が今回代行相手を想定していなかったこともあり、負けるべくして負けたと思います。

 

予選5回戦:vsシーラカンス⚪︎⚪︎

(1本目)相手ワンフォーワンからスタートでシエンで無効。コストで捨てたガンナーとオイスターマイスター召喚→爪+トークン、次のガンナー効果に警告を撃ったのですが、F1まで待てよと。はい、プレミです。警告撃った直後に気付きました。

2本目は相手が事故っていたらしいのですが、試合後にドゥローレンループをする型だと聞き、しかも成功率が結構高めと聞いて冷や汗かきました。展開ルートを教えてもらったのですが、途中から全然分からなかったです()。パワーツールが重要な仕事をしているのは分かりました。

 

予選6回戦:vs暗黒界⚪︎×⚪︎

(1本目)相手先攻の強謙でメタポを加え、モンスセット罠3枚?伏せエンド。こちら露払い+罠5枚のハンドだったため、5伏せで真っ向からメタポを殴って勝負しに行きましたが、流石に無謀だったんでしょうか…?ただ、このメタポのお陰で活人剣術が3枚回って(内一枚は墓穴で落とされましたが)勝った気もします。

終盤グラファ×2+死霊を、露払い+活人剣術でグラファ×2を処理し、続くベージ召喚にずっと我慢していた宣告を合わせて返した所はちょっと上手かった気がします(それしか手はないのですが)。

ただ、次のターンに強謙で狼煙を加えて、バレてる手札は使ったほうがいいと思って狼煙を発動→影武者サーチしたのですが、「もう一枚影武者確定してるよな」との相手の一言でプレミに気付きました。そういえば二つ前のターンに墓穴されて手札バレバレでした。

(3本目)門露払いキザンダストシュートサイクロン聖バリ?の初手で、この日一番の神ハンド。これはトナメ上がれる勢いだなって思いましたが、残念ながらオポ落ちし、この日の寒波亭は終了です。

 

使用感〜実戦でどうだったか〜

ヤイチ(2枚目)

ここ御霊代入ってたらな〜みたいなシーンはなかった気がします。素引き率が上がるのも強いし、2枚目のヤイチをサーチ出来るのも強かったです。

チームメイトの高橋くん(闇属性/悪魔族)も、ラギアのモグラは強かったって言ってたし、やっぱり強い人は、強いから正しいんじゃなくて、正しいから強いんだなと思いました(哲学)。

次はある方が言ってたあるカードを試します。

 

強欲で謙虚な壺

想定していた、「ライオウが出ているせいで発動できない」というシーンはありませんでした。露骨に弱いシーンもありませんでしたが、六武衆に何故強謙が入らないのか段々と分かってきたので、その内outして記事を書くと思います。

*1

さっきの哲学ではないですけど、強い人が弱いと言ったカードをそのまま鵜呑みにはせず、何故弱いのか自分が理解するまで使い続けたのは、いい経験になったと思います。

 

成金ゴブリン

調整中もそうでしたが、実戦でも本当に強いと感じました。成金でドローしたカードが門結束だったりするとダイレクトに強さが分かりますが、そうでなくても活人剣術の発動回数が増えていると肌で感じました。

デッキを2枚ドローカードに変える(38枚にする)以上の恩恵で、弱いカードを2枚抜いた上でドローカードにしているので、感覚的にはデッキを4枚圧縮しているような錯覚すら覚えます。逆に言えば、被ったら弱いカードが被りやすくもなるので、その部分を微調整していく必要があります。

負ける時は1000〜2000の回復は影響しておらず、勝つ時も回復のせいで危ない橋を渡っている場面はなかったです。今回はヤイチを2積みしたこともあり、ライフ8000を速攻で削るというよりかは、有利状況を作る事を意識した構築でもあったので、そこも噛み合い良かったのかなと思います。ただ、ETのサイチェンの影響はまだまだ要検証です。

 

マクロコスモス

第12回は、1勝は間違いなくこのカードのお陰で勝っている(vs植物)が、1敗はこのカードに足を引っ張られています(vsラギア)。

メインから抜いて第13回に挑みましたが、当たるデッキがどれもマクロコスモスの刺さるデッキで、(結果論ですが)そのままでも良かったのかと評価を悩んでいます。負けたジャンド/代行もマクロの刺さるデッキです。

 

聖なるバリア-ミラフォース-

前に賢者記事を書いたのに入れてます。結論から言うと、ラギアに勝つには必要なカードだと思い採用しました。

 

サイバードラゴン

outでよかったかなと思いますが、ohkamiさんのガジェミラーを見て、ガジェを吸うだけのサイドラも弱くないなと思いました。ただそれはガジェミラーだからであって、やっぱり六武衆が同じことやっても弱いのかな〜とも。

ラクリに対する弱さや、ヒロビに対する微妙感は他の有識者も感じているようで、まあこのままoutになりそうです。

 

奈落の落とし穴

TGガジェ相手に発動しないまま負けそうだったので0枚にしましたが、そこをしっかり代行者に咎められました。優勝/準優勝どちらもマシンガジェ(しかもどちらも槍なし)で、代行者も若干数を増やしていたりと、奈落の評価が下がっている事をしっかり分かっている人がいたんだなと思います。

 

終わりに

いかがだったでしょうか。「こいつ記事で語ってる割にはだいぶやらかしてんなw」と思われたかもしれません。しかし、裏を返せば「この負け方してるなら六武衆自体は全然やれそうじゃん?」とも思えたのではないでしょうか?(ポジティブ)。

実際自分でも、デッキで負けてるよりは凡ミスで負けてると実感しているので、デッキ選択は間違ってないと思います。構築/サイチェンも段々と正解に近づいていってる感じがあるので、次は勝ちます!でも9月のチーム戦は一回休みます。

*1:クリッターがデッキ(ネット)からサーチしてきた御言葉