oo-arashi’s blog

遊戯王1103環境について語ってます

【1103】アマリリスカウンター【サブトナメ0-2】

はじめに

突然ですが、皆さんは遊戯王での勝利条件はご存知ですよね?

  1. 相手のライフ8000を削り切る
  2. 相手のデッキを削ってドロー不可にする
  3. エクゾディア等の特殊勝利

大きく分けて上記3条件に分けられ、普通にデュエルをしていれば、ライフ8000を戦闘によって削り切るのが普通です。しかし、今回紹介するデッキは、同じ8000を削るという条件でもバーンによる勝利を目指します。

今回は久々のファンデッカス記事になります。トーナメントレベルを期待された方はすいません。残念ながらそれほどのデッキパワーがないことは予めお伝えしておきます。

 

採用カード

早速レシピと採用カードの雑な紹介をば。

ジャンドよろしく、墓地肥やしが基本戦術になってくるため、モンスターの採用率が高く、魔法罠は最低限に抑えているつもりです。

 

フェニキシアンクラスターアマリリス

このデッキのキーカード①。現代ではループによって禁止カードになっているため、ご存知の方も多いかも知れません。

簡単にまとめると、

  1. 自分エンドフェイズに、墓地の植物を除外して自身を守備表示特殊召喚(この方法以外での特殊召喚は実質不可)
  2. このカードが攻撃したら、バトル後に自身を破壊。
  3. 破壊された時、相手に800ダメージ(2の効果でも戦闘でも「破壊」ならOK)

「守備力0のモンスターが出てきても意味ないし、800しかバーンがないならやられたい放題じゃん」と思われた方もいらっしゃると思います。結論から言うと、その思考に漬け込んで相手をじわじわと追い詰めることが、このデッキの肝になります。

 

ヴォルカニックカウンター

キーカード②

  1. 戦闘ダメージを受けた時に自身を墓地から除外(強制効果)
  2. その時このカード以外の炎属性が墓地にいたら、同じ戦闘ダメージを相手に与える

かなり癖がありますが、まさに「カウンター」効果を持ったカードです。ジェネティックワーウルフの直接攻撃を受けるのが一番美味しいですが、グローアップバルブの攻撃で効果が暴発させられると涙が止まりません。

 

コアキメイルグラヴィローズ

炎属性/植物族のステータスが、アマリリスとカウンターを結ぶ役目を担っています。1900の攻撃力は簡単には突破されず、生き残った際はまずネクガを最優先で落とします。維持コストで手札の植物族の公開を要求されますが、手札に来て欲しくないアマリリスがこの時だけは輝きます。

 

ライトロードサモナールミナス

ジャンド等のライロ出張では中々採用されないカードですが、ルミナスライラの6枚肥やしを狙うための採用です。

墓地に送りたいカードが手札に来ることも多いため、手札を切るカードとしても重宝します。

 

未来融合フューチャーフュージョン

カウンター+カーガンを落とします。カウンターの条件を即座に満たすために、UFOタートルも考えましたが、通常召喚権がカツカツのため見送りました。

未来融合から出せるモンスターは2種おりどちらもバーン効果持ちで、デッキとも噛み合っています。今回はひとまず攻撃力を優先しました。

 

異次元からの埋葬

カウンターを3枚戻せば

 

スケープゴート

攻撃力の低いモンスターの直接攻撃を受け、カウンターが暴発することを防ぐのは勿論のこと、高攻撃力のモンスターへ自爆し、大ダメージをカウンターすることも視野に入れています。シンクロ素材に出来るのもgood。

 

手札断殺/手札抹殺/死者転生

手札を切る貴重なカード。断殺までは過剰かも知れません。

 

針虫の巣窟

キーカード③

このカード1枚分のアド損をしてでも、墓地+5枚は魅力的です。初見相手であれば、サイクロンチェーンで発動出来ることが多いですが、相手のサイクロンを待つか、即打ちするかは若干難しい所です。墓地に炎がいる+大ダメージのダイレクトアタックを貰うときは、カウンターが落ちる事を祈って発動することも大事です。

 

改善点

このデッキの難しい所として、アマリリスはいつ墓地へ行っても構わないカードなのですが、カウンターの落ちるタイミングがかなり重要です。他に炎がいないタイミングで落ちてしまうと、強制効果の都合上0ダメージでカウンターが除外されてしまいます。他にも、先述したルミナスライラのタイミングで落ちると、ルミナスへの攻撃(数百のダメージ)でカウンターが暴発してしまいます。

また、相手の行動を止めるカードがほとんど入っていないため、トリシュ/ショックルーラーに簡単に制圧されます。通ればほぼ負けのため、ジャンドほどのシナジーはありませんが、ヴェーラーはメインデッキに採用せざるを得ないかもしれません。

 

終わりに

最後に構築には一切関係のない話ですが、このデッキのレアリティこだわりポイントを語ります。

いわゆる「当時レア」というやつで、デッキタイプが古いのも相まって、旧テキスト(DREV以前の、テキスト欄の色味が濃いタイプ)のカードが9割型占めています。個人的に、このテキスト欄の濃さが違うカードが混在(つまり、DREV以前と以降のカードが混在)する事を相当嫌うのですが、同じ宗派の方いらっしゃいますかね?

DREVが境界線になるため、このパックに収録されている「エフェクトヴェーラー/強欲で謙虚な壺/神の警告」これら1103の汎用必須カードが入らないデッキでないと、旧テキスト統一って出来ないんですよね。グラヴィローズとバルブさえ少し前に出ていれば、メインデッキは統一出来たのですが…

ちなみに、アライブHEROもかなり惜しい所まで旧テキスト統一出来るのですが、肝心のアライブそのものが新テキストだったりします。

 

ファンデッキ記事なので、今回は軽くこんなところで締めます。ちなみにこのデッキを寒波亭のサブトナメに持ち込んだ所、2回連続初戦負けの勝ち星0です。お察しください…

アライブHERO1強環境!誰も止められない!なんてことになったらこのデッキを思い出してください。ライフ4000くらいなら自分いけます!